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高融点金属の加工技術

金属の加工には、その特性に応じた技術が必要になりますが、金属の結晶の結合具合によって、硬さ、融点、沸点の高さが決まります。
結合が強いほど硬さは増し、融点、沸点ともに高くなります。
高融点金属は、結晶の結合が一般の金属よりも強いと言えます。

金属の成形について

金属は、圧力の大きさにつれて形を変化させていきます。
加圧を止めると変形も止み、元の形に戻ることを、弾性変形と言います。
この段階からさらに圧力を加えていくと、力が勝り変形の度合いが強くなっていきます。
この状態になると、加圧を止めても形は元には戻りません。
こうして、最終的に変形の状態を留めるようになったものを、塑性変形と言います。
一度塑性変形した金属は、温度変化で戻ることはありませんが、例外的に一定条件で元に戻る性質を持つものがあり、これを形状記憶と言います。
これに、変化していた結晶の状態が元通りになることに関係します。
塑性変形の状態からさらに圧力を加えると、金属はついに破断をきたします。
しかし、加圧速度を緩めると、破断する力の値よりも大きな値で、破断せずに変形させることができます。
金属によっては、塑性変形の間に突然大きく変形をきたす場合がありますが、これを降伏点と言います。
このような金属特有の性質と、それぞれの用途に応じて、金属加工の技術は磨かれてきました。

タングステンの加工はクラフトにお任せください

高融点金属の加工について

高融点金属は粉末状で加工されます。
タングステンやモリブデンは、アルミ、鋼、ステンレスなどの加工しやすい素材に比べて、硬度が高く加工の際に欠けやすい金属です。
そのため、高融点金属に適した専門的な技術が求められます。
この場合、加工される金属自体が非常に硬いため、切削加工には、ダイヤモンドや超硬合金などの切削工具を用います。
加工原料が高価な上に、その硬さのために工具が摩耗しやすいので、費用が嵩みます。
加工用の超硬合金の切削工具には、加工・成形のしやすいタンタルやニオブが、炭化タンタルや炭化ニオブとして使われることもあります。
切削・研磨・機械・曲げ・絞り加工など、いずれもそれぞれの高融点金属の専門技術が不可欠です。