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タンタルとニオブ

高融点金属には幾つかの種類がありますが、ここではタンタルとニオブの二つについて述べることにしましょう。

タンタルの主な産出国は、オーストラリア、ブラジル、コンゴ、カナダ、中国などです。
加工製品の有用性と、希少金属(レアメタル)としての存在価値が、価格のつり上げに繋がっています。
タンタルは、熱や電気を伝えやすく、柔らかく延びが良いこと、腐食しにくいことが主な特徴です。
腐食のしにくさは貴金属と変わらない程度で、タンタルの最大の特長とも言えます。
特に酸化に対して耐性を表します。
また、室温以下の環境でも、複雑な形をつくり出すことができます。

タンタルの用途として目立つものは、エレクトロニクス分野のコンデンサです。
ほかには、化学プラント熱交換器、高温工業炉のチャージキャリアなどが挙げられます。
人体に無害であることも強みで、人工骨や手術用の縫合糸、インプラント材などに適用されています。
不働態の特性を持ち、酸化被膜を作ることで耐食性、耐酸性に大きな強みを表します。

ニオブの産出国は、ブラジルのアラシャ鉱山で8割、残りはカナダで産出量の殆どを占めています。
タンタルとニオブは同じ天然鉱石から採れるため、レアメタルながら比較的安価で取引されています。
性質もタンタルとよく似ていて、延性や熱安定性、化学的な耐食性に富み、温度が低くても成形がしやすい特長を持っています。

高品質な蒸着用フィラメントを製作

コンデンサ、超伝導磁石、添加の形で工具鋼やステンレス鋼、光学薄膜材料、超硬工具、光触媒、蒸着ボード、ダイヤモンド製造るつぼ、インプラント材など、多岐にわたり汎用性に富んでいます。
また、不働態酸化被膜を作ると、色彩が七変化する特質があり、硬貨の製造にも役立っています。