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タングステンとモリブデン

高融点金属と呼ばれる金属は、他の一般的な金属と比べて独特の特徴を持つことで知られます。
ここでは、タングステンとモリブデンという二種類の高融点金属について、簡単にご紹介しましょう。

タングステンの主な産出国は、中国が世界の約8割で、ロシア、カナダ、ベトナムなどで採掘されます。
ごく僅かな量しか確保できないことなどから、希少価値の高い金属(レアメタル)としても知られます。

特徴は、非常に重い上に硬く、破壊が極めて難しいところにあります。
融点の高さが全ての元素の中では炭素の次に高い(3000度超)とされています。
熱耐性に優れているとともに熱膨張率の低さにより超高温下で形を安定させることが可能です。
高温炉財、薄膜技術分野、照明部品などに使われています。
硬度と耐摩耗性に恵まれ強靭なことから、高級切削工具にも適用されています。
しかし、電球のフィラメントに関しては、昨今のLED照明の広まりを受け使用が減っているようです。
タングステンは、もともと北欧の言葉で重い石という意味の単語だそうです。
重たいタングステンの特徴を、如実に表す名称ですね。

モリブデンの主な産出国は、アメリカ、チリなどです。
南北アメリカ大陸で世界の産出量の半分以上を占めています。
モリブデンもまた、希少金属の一つです。

タングステンの加工はクラフトにお任せください

モリブデンは、タングステンに比べるとかなり軽量で、入手や加工がしやすい金属です。
熱伝導性に優れ、タングステン同様、熱による膨張率が低く硬度が高い金属です。
液晶画面に使われるフラットパネルや太陽電池、電子基板などに薄く成膜するスパッタリングターゲット(成膜材料)に使われるほか、ガラス溶融電極、切削工具などに利用されます。
摩耗にも強く、工業用の潤滑油やエンジンオイルの添加剤にも使われます。
モリブデンは、人体や植物に必要な微量元素でもあります。
植物には、肥料として使われています。