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高融点金属の多様性

高融点金属の特徴は、熱に強いこと、熱膨張率が低いこと、安定した強度を得られること、腐食や摩耗に対しても高い耐性を示すことなどです。
では、これらの特徴を踏まえて、高融点金属はどんな用途で使われているのか見ていきましょう。

高融点金属の中でも、とりわけよく知られているのが、タングステン、モリブデン、タンタル、ニオブなどです。
希少金属(レアメタル)のため、費用が嵩み、加工技術も難しいことでも知られます。

タングステンは、上に挙げた中では一番融点が高い金属です。
形状を安定させる能力が極めて高く、熱で膨張しにくい、非常に硬く破壊されにくいなどの特長があります。
高温炉材、照明部品、薄膜技術に有用で、炭化や合金で強度をさらに上げ、高級切削工具の材料にもなっています。
たいへん重く硬い性質であることから、砲弾にも使われています。
また、鉛の役目に取って代わることを期待されましたが、費用や技術の面で困難を極めています。

モリブデンもまた、強度に優れた金属で、熱の伝わりやすさと膨張しにくさに長けています。
タングステン同様、切削工具や照明部品などに使われます。
ガラスの溶解電極、スパッタリングターゲットといった加工用や、工業用潤滑油、エンジンオイルの添加剤、さらには植物用肥料にまで幅広く用いられています。

タンタルも、非常に熱を伝えやすい特長を持った金属です。
硬さ、展延・耐食・耐酸化性に優れ、主に化学用途に利用されています。
特に耐食性においては、貴金属に匹敵する特徴も持ち合わせています。
コンデンサ、医療用プラント、光学レンズ添加物、熱交換器などが主な用途です。

タングステンの加工はクラフトにお任せください

ニオブは、タンタルとともに発生するため、比較的価格が安定しています。
タンタル同様、薬品などの化学物質に高い耐性を示します。
ここに挙げた高融点金属の中では最も軽量で、低温でも成形しやすいのが特長です。
酸化被膜を作ると、七色の輝きに変化する見た目の美しさも一つの特徴となっていて、貨幣にも使われています。
ほかには、インプラント材料、超電導ケーブルや磁石などに用いられます。