高融点金属.com
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高融点金属とは

高融点金属とは、英語のrefractory metalsの日本語訳として使われています。
ほかに、耐火金属、難融金属と訳される場合もあります。
溶融点(物が融け始める温度)が非常に高い金属のことを指します。
また、約2500~3000度前後の融点と、約5000~6000度前後の沸点という、いずれも高い温度で変化する特徴を持っています。

高融点金属は、元素周期表の第5族および第6族に分類されています。
元素周期表というと、日本の科学者たちが新しく発見した元素を“日本"の語感を入れた“ニホニウム"と命名し、年内にも正式な名称として認められるかもしれないと話題になったのも耳に新しいですね。
名称が正式に登録されれば、ニホニウムも元素の周期表に加えられることになります。

話を高融点金属に戻しましょう。
高融点金属には、どのような種類があるのでしょうか。
ざっと紹介すると、タングステン、モリブデン、タンタル、ニオブなどがその代表で、これらとこれらの合成金属のことを、主に高融点金属と言います。

タングステンの加工はクラフトにお任せください

次に、高融点金属の性質について簡単に見ていきましょう。
先に述べた通り、融点が際立って高いという特性があります。
中でも、上に挙げたタングステンは、全ての元素の中で炭素の次に融点が高いそうです。
また、高強度、高熱伝導性、低熱膨張性といった特徴があり、さらに耐食性・耐酸性・耐熱性に優れているものもあり、たいへん多くの利点を持っています。
地殻中の存在量が非常に少ないなどの理由から、希少金属(レアメタル)に含まれます。
高融点金属の特殊な性質から、これに特化した専門的な加工技術を必要とするという一面も持っています。
このため種類によっては、入手や加工に多くの費用がかかることになるのが難点でもあります。

しかし、多様な産業分野で最先端の技術開発に用いられるなど、まだまだこれからの使い道に大いに期待される金属です。